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私は小さい頃から本が大好きなので、その中でも特にオススメの本や漫画を紹介していきたいと思います!
「緑衣の美少年」(著:西尾維新/イラスト:キナコ)

 本日の一冊は、少し間が空きましたが西尾維新氏の「美少年探偵団」シリーズ、第8弾です。前作の「美少年椅子」で明らかになった、学校を退廃させる事を目的とする組織、生徒会選挙で指輪学園に潜り込んだ「沃矢 禁止郎(よくや きんしろう)」が属する胎教委員会。ただ、その全貌はハッキリしておらず、詳細を知るために本書では美少年探偵団は委員会が開催する映画祭に参加する事になったのです。題目は「裸の王様」とあるものの、アレンジ可で5分から15分の映像作品であること、そして課題は「裸の王様」の中に出てくる「馬鹿には見えない服」を表現すること。胎教委員会の実態を少しでも探るべく、探偵団は映画祭で優勝して情報を得ようと短編映画を制作する事になるのですが、一筋縄でいかないのが「美少年探偵団」シリーズです。
 1つは映画を作る時間が1日しかないこと、もう1つは本書の語り部ともいえる「美観のマユミ」こと瞳島眉美は探偵団で「良すぎる視力」を使い続けた結果、卒業までに失明するリスクが高まったこと。1日で優勝できるほどの映画は作れるのか、美観のマユミはどうなるのか、気になる方は是非とも本書を読んでみてください。
| ミステリー | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「掟上今日子の色見本」(著:西尾維新/イラスト:VOFAN)

 本日の作品は、1日で記憶がリセットされる「忘却探偵」と呼ばれる掟上今日子シリーズの第10弾です、そんな記念すべき10冊目に「忘却探偵」が挑む謎とは。そう書きながら、本書では、もう1人の探偵役が登場します。それは、シリーズ第2弾「掟上今日子の推薦文」に登場した美術館の警備員にして、現在は「置手紙探偵事務所」で住み込みでボディーガードをしている「親切 守(おやぎり まもる)」です。なぜ、彼が探偵役かというと、本来の探偵が「誘拐」されたからです。
 本書は面白い仕様になっており、まず最初に誘拐犯側の視点で始まり、次に脅迫電話で今日子氏が誘拐された事を知り、それを助ける為に奔走する親切氏の視点で書かれています。犯人が要求してきた金額は十億円、そんな大金すぐに用意できるはずもなく、親切氏は忘却探偵に最も多くの依頼を頼んできた隠館厄介氏のアドバイスを求め、そこから彼女との「記憶」を頼りに救出を、また忘却探偵も犯人の元で脱出すべく推理を開始します。色見本らしく、サブタイトルに「色」を使った本書の結末が知りたい方は、是非とも一読してみてください。
| ミステリー | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「皇帝と拳銃と」(著:倉知淳)

 本日の一冊は、最もらしい「空論」や「推測」で謎を解いていく「猫丸先輩」シリーズや、小学生達が学校で起こった変わった事件を追いかける「ほうかご探偵隊」等を手掛けたミステリー作家の倉知淳氏が初めて手掛けた4つの「倒叙ミステリー」です。「倒叙」とは、事件が起こった後に探偵役が犯人やトリックを明らかにするのとは逆に、視点が犯人側から始まり、読者または視聴者は探偵役が如何にして犯人を見抜くか、どの様にして追い詰めるか、を読んだり、見たりするミステリーの事です。有名な作品だと、本書の帯にも書かれていますが、海外の人気ドラマ「刑事コロンボ」、日本では脚本家の三谷幸喜氏の代表作「古畑任三郎」シリーズ等です。
 その探偵役となる刑事の容姿は、実に端的に表現されています、「死神」と。葬儀社の社員の様な黒い服装に黒っぽいネクタイ、雰囲気も陰気で、動きも「うっそり」している。この「死神」、もとい、警視庁捜査一課の「乙姫(おとひめ)刑事」は、本書に収録されている4つの事件の犯人達、推理作家、大学教授、劇団演出家に結婚を申し込まれた女、全員が「完璧」と思った計画を次々に明らかにしていくのです。
| ミステリー | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「美少年椅子」(著:西尾維新/イラスト:キナコ)

 本日の一冊は、このブログで紹介している西尾維新氏の「美少年探偵団」シリーズ、第7弾です。前作の「D坂の美少年」で、ひょんな事から生徒会選挙に出る事になり、そして選挙の対立相手ながら、実は学園の生徒ではなかった謎の人物「沃矢 禁止郎(よくや きんしろう)」に勝利して、指輪学園中等部の生徒会長になった瞳島眉美。探偵団は彼の正体を探ろうとするが、それと同時に探偵団には危機が迫っていたのです。それが前作で、本来なら生徒会長になるはずだった、現「副生徒会長」の「長縄 菜和(ながなわ なわ)」による「美少年探偵団の壊滅」宣言。
 彼女は探偵団の壊滅は前生徒会長がやり残した仕事というが、眉美も、その前生徒会長も現役のメンバーなのは知らず、けれど必死に活動の拠点である「美術室」を見つけ出そうとしていた。その「美術室」を「完全に覆い隠す」というアイディアを実行すべく、眉美はある人物と接触する事にした。その人物とは、禁止郎とは誰なのか、探偵団は存続できるのか。巻末にショートストーリーも収録され、椅子に座ってじっくり読みたくなる一冊です。
| ミステリー | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「掟上今日子の裏表紙」(著:西尾維新/イラスト:VOFAN)

 本日の作品は、1日で記憶がリセットされる「忘却探偵」と呼ばれる掟上今日子シリーズの最新作です、このシリーズで事件が発生した場合、現場に居合わせると必ず疑われるのは「隠館 厄介(かくしだて やくすけ)」という青年です。ですが、本作で取り調べを受けるのは掟上今日子、そう本作では「探偵」が「容疑者」になって登場するのです。捕まった罪状は「強盗殺人」、あるコインコレクターの収蔵庫で、胸を刺された被害者と凶器を握りしめて眠っていた所を発見され、逮捕されたのです。ですが、彼女は眠ると記憶がリセット、つまり忘却されてしまう。
 本当に犯人だったとしても、彼女は眠れば「犯罪を犯した自分」さえも忘れてしまう、そんな彼女の取り調べを任せられ、そして事件の解決を依頼させられたのは強面故に相手がやってない事まで認めてしまう「冤罪製造器」という異名を持つ警察官の日怠井(ひだるい)警部。容疑者でありながら事件の捜査をする、という彼女に翻弄されながら、警部は「忘却探偵の専門家」と言うべき隠館厄介に協力してもらうことにします。何時もとは立場が逆で、タイトルに相応しく裏表紙にも美麗なイラストが描かれているという面白い仕様の一冊です。
| ミステリー | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ほうかご探偵隊」(著:倉知淳)

 本日の作品は、日常で起こった少し不思議な「謎」を面白く書くことに定評のある倉知淳さんが、2004年に発行した作品「ほうかご探偵隊」の文庫版です。物語は2月7日、江戸川乱歩が好きな小学5年生の「僕」こと「藤原 高時(ふじわら たかとき)」が、いつもの様に登校して、自分の机の上にバラバラにされた「たて笛」が置かれているのを見つける所から始まります。名前を確認して、それは僕の「たて笛」でしたが、パーツの一部がない状態でした。それは「僕」のクラスで起こっている、要らない物が次々に消える、名付けて「不用物連続消失事件」の四件目の事例でした。
 1番目はクラスメイトが描いた図工の絵、2番目は人気のない学校で飼われているニワトリ、3番目は掃除用具入れに放置されていたハリボテの招き猫、そして4番目は僕の使う予定のない「たて笛」と、おかしな消失が続いていたのです。これには何か意味があるのでは、と僕は同じく江戸川乱歩が好きで仲良くなったクラスメイト、龍之介くんと探偵活動をする事にします。事件は4日目で解決しますが、是非とも2人が解決に至った「経緯」と「謎」の真相を読んでみて下さい。
| ミステリー | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「探偵・日暮旅人の残り物」(著:山口 幸三郎)

 本日の一冊は「探偵・日暮旅人」の番外編第2弾であり、この第2弾にて、正式に「探偵・日暮旅人」の文庫シリーズは最後となります。収録されている物語は4つ、一つ目は旅人を「アニキ」と慕うユキジの複雑な「家族」の形を描いた「雪消(ゆきげ)の隘路(あいろ)」、二つ目は常に冷静な増子すみれ刑事の休日が舞台の「花の夕影」、三つ目は旅人が事務所を構えた場所で起こった美しい恋の物語「ひだまりの恋」、最後は「花まつり」を舞台に起こる事件を三部作構成で主要人物総出演の「祭りのあと」です。個人的に好きな話は、旅人が探偵事務所を構えた場所で起こった「ひだまりの恋」です、番外編らしく旅人は物語の主人公にアドバイスする立場で書かれています。
 書籍のタイトルは作者曰く「残り物には福がある」から得たそうで、この恋の話が読んだ際に「なるほど」と思った程です。そして、最後だからと三部構成で主要人物総出演の話は、作者の旅人達への「愛」と「これで最後」という思いが伝わってきました。今までのシリーズを読んだ方には是非とも一読を、今から読む方には最後のお楽しみください、と言いたくなる一冊です。
| ミステリー | 18:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「探偵・日暮旅人の遺し物」(著:山口 幸三郎)

 本日の一冊は先週の「望む物」にて、無事にシリーズを終えた「探偵・日暮旅人」の番外編第1弾です、収録されているのは5作。一つ目は探偵物らしく、旅人がある洋館の像の「呪い」の謎を解く「像の殺意」、二つ目は廃校の謎を解く「畢生(ひつせい)の接ぎ」、三つめは灯衣が旅人に隠れて猫を飼う絵本の様な物語「テイちゃんと子猫の七変化」、四つ目は旅人が五感を失わなかった「もしもの世界」が書かれた「愛の夢」、最後は旅人の高校時代に関わった兄妹の物語「君の音」です。
 個人的に面白いと思ったのは、旅人が五感を失わなかった「もしもの世界」が書かれた「愛の夢」です、本編では既に故人だった人が登場したり、旅人の性格が違ったり。けれど、大事な部分は変わらない、と感じた話です。もちろん、他の話もミステリーらしいと思ったり、可愛らしいと思ったり、それぞれに良さがありました。なので、気になった方は一読して、更に「探偵・日暮旅人」の世界をお楽しみください。
| ミステリー | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「探偵・日暮旅人の望む物」(著:山口 幸三郎)

 これは、とある事件で「視覚」以外の全てを失った探偵、日暮旅人が「視覚探偵」として迎える最後の事件。そして、今までの事件を影から見ていた人物の正体と、その背景が分かる物語でもあります。その人物は旅人の復讐を遂げる、と言い、その為に旅人が娘の様に大切にしている灯衣と愛していると告げた陽子を連れ去り、旅人に爆弾テロをする様に指示を出します。ニュースでは旅人の名が何度も流れ、警察も彼を探します、そんな時にユキジの家に意外な人物が現れました。
 旅人を想い、旅人が大切にする人々に危機が迫った時、今以上に酷使すれば失明は免れない、そう告げられて入院した旅人は病院から姿を消して、その人物の指示で動きながら、裏をかいて対峙する事を選びます。全ての感覚を目に頼るしかなく、その目で全てを視て、また「愛」を探し続けた「探偵・日暮旅人」が迎える最後とは、視覚を失った彼が最後に何を手に入れたか、気になる方は是非ともご一読ください。
| ミステリー | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「探偵・日暮旅人の笑い物」(著:山口 幸三郎)

 本日の一冊は、先週に引き続き「探偵・日暮旅人」シリーズです、前回の「壊れ物」では旅人の過去を知る人物が現れ、第二部の幕開けを告げました。そして、季節は移り変わり、本書はクリスマスから物語が始まります。聖なる夜、ツリーを飾り、大切な人と過ごしたり、愛する人や自分を大事にしてくれる人に贈り物を渡す日。その日、日暮旅人と彼に想いを寄せる山川陽子はデートをしていました。初めは「視覚」しか持たない旅人と、そんな彼が面倒を見ている少女の灯衣(てい)を心配して探偵事務所に通っていた陽子ですが、段々と旅人に惹かれていき、本書では告白を決意します。また、旅人も陽子を想っていました、ですが、この時の彼には彼女の「愛」を受け入れられない「異変」が起きていたのです。
 そして、新しい年を向けた少し後、物語は急展開を迎えます。タイトルの「笑い物」とは何を意味するのか、事務所のメンバーに何が起こったのか、気になった方は是非とも本書を読んでみてください。
| ミステリー | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事