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私は小さい頃から本が大好きなので、その中でも特にオススメの本や漫画を紹介していきたいと思います!
「探偵・日暮旅人の残り物」(著:山口 幸三郎)

 本日の一冊は「探偵・日暮旅人」の番外編第2弾であり、この第2弾にて、正式に「探偵・日暮旅人」の文庫シリーズは最後となります。収録されている物語は4つ、一つ目は旅人を「アニキ」と慕うユキジの複雑な「家族」の形を描いた「雪消(ゆきげ)の隘路(あいろ)」、二つ目は常に冷静な増子すみれ刑事の休日が舞台の「花の夕影」、三つ目は旅人が事務所を構えた場所で起こった美しい恋の物語「ひだまりの恋」、最後は「花まつり」を舞台に起こる事件を三部作構成で主要人物総出演の「祭りのあと」です。個人的に好きな話は、旅人が探偵事務所を構えた場所で起こった「ひだまりの恋」です、番外編らしく旅人は物語の主人公にアドバイスする立場で書かれています。
 書籍のタイトルは作者曰く「残り物には福がある」から得たそうで、この恋の話が読んだ際に「なるほど」と思った程です。そして、最後だからと三部構成で主要人物総出演の話は、作者の旅人達への「愛」と「これで最後」という思いが伝わってきました。今までのシリーズを読んだ方には是非とも一読を、今から読む方には最後のお楽しみください、と言いたくなる一冊です。
| ミステリー | 18:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「探偵・日暮旅人の遺し物」(著:山口 幸三郎)

 本日の一冊は先週の「望む物」にて、無事にシリーズを終えた「探偵・日暮旅人」の番外編第1弾です、収録されているのは5作。一つ目は探偵物らしく、旅人がある洋館の像の「呪い」の謎を解く「像の殺意」、二つ目は廃校の謎を解く「畢生(ひつせい)の接ぎ」、三つめは灯衣が旅人に隠れて猫を飼う絵本の様な物語「テイちゃんと子猫の七変化」、四つ目は旅人が五感を失わなかった「もしもの世界」が書かれた「愛の夢」、最後は旅人の高校時代に関わった兄妹の物語「君の音」です。
 個人的に面白いと思ったのは、旅人が五感を失わなかった「もしもの世界」が書かれた「愛の夢」です、本編では既に故人だった人が登場したり、旅人の性格が違ったり。けれど、大事な部分は変わらない、と感じた話です。もちろん、他の話もミステリーらしいと思ったり、可愛らしいと思ったり、それぞれに良さがありました。なので、気になった方は一読して、更に「探偵・日暮旅人」の世界をお楽しみください。
| ミステリー | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「探偵・日暮旅人の望む物」(著:山口 幸三郎)

 これは、とある事件で「視覚」以外の全てを失った探偵、日暮旅人が「視覚探偵」として迎える最後の事件。そして、今までの事件を影から見ていた人物の正体と、その背景が分かる物語でもあります。その人物は旅人の復讐を遂げる、と言い、その為に旅人が娘の様に大切にしている灯衣と愛していると告げた陽子を連れ去り、旅人に爆弾テロをする様に指示を出します。ニュースでは旅人の名が何度も流れ、警察も彼を探します、そんな時にユキジの家に意外な人物が現れました。
 旅人を想い、旅人が大切にする人々に危機が迫った時、今以上に酷使すれば失明は免れない、そう告げられて入院した旅人は病院から姿を消して、その人物の指示で動きながら、裏をかいて対峙する事を選びます。全ての感覚を目に頼るしかなく、その目で全てを視て、また「愛」を探し続けた「探偵・日暮旅人」が迎える最後とは、視覚を失った彼が最後に何を手に入れたか、気になる方は是非ともご一読ください。
| ミステリー | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「探偵・日暮旅人の笑い物」(著:山口 幸三郎)

 本日の一冊は、先週に引き続き「探偵・日暮旅人」シリーズです、前回の「壊れ物」では旅人の過去を知る人物が現れ、第二部の幕開けを告げました。そして、季節は移り変わり、本書はクリスマスから物語が始まります。聖なる夜、ツリーを飾り、大切な人と過ごしたり、愛する人や自分を大事にしてくれる人に贈り物を渡す日。その日、日暮旅人と彼に想いを寄せる山川陽子はデートをしていました。初めは「視覚」しか持たない旅人と、そんな彼が面倒を見ている少女の灯衣(てい)を心配して探偵事務所に通っていた陽子ですが、段々と旅人に惹かれていき、本書では告白を決意します。また、旅人も陽子を想っていました、ですが、この時の彼には彼女の「愛」を受け入れられない「異変」が起きていたのです。
 そして、新しい年を向けた少し後、物語は急展開を迎えます。タイトルの「笑い物」とは何を意味するのか、事務所のメンバーに何が起こったのか、気になった方は是非とも本書を読んでみてください。
| ミステリー | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「探偵・日暮旅人の壊れ物」(著:山口 幸三郎)

 本日はコミカライズ、ドラマ化に児童文庫と、多岐に渡って人気を博した「視覚探偵」こと「日暮旅人」シリーズの第二部の一冊目を紹介します。このブログで前作を紹介したのは数年前で、読み終わって満足して、本棚に入れていたのをメディア展開に引っ張られて遅れての紹介と相成りました。知っている方も多いでしょうが念のために、このシリーズの主人公である日暮旅人という青年は、幼少時に巻き込まれた「ある事件」によって「視覚」以外の感覚を全て失ってしまったのです。
 ですが、その残された「視覚」は通常なら見えない「匂い」や「感情」を「視る」ことが出来るのです、その能力を使い、彼は自分を「アニキ」と慕う雪路と、ある理由で娘になった少女の灯衣(てい)と一緒に「探し物探偵事務所」を運営していました。そこに、見生 美月(けんじょう みつき)と名乗る女性が依頼人としてやってきます。彼女は旅人のことを「旅ちゃん」と親し気に呼び、やがて彼の学生時代の先輩だという事が分かります。今まで謎に包まれていた「日暮旅人」の過去が、ここから明らかになっていくのです。
| ミステリー | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「症年症女」全3巻(原作:西尾維新/漫画:暁月あきら)



 本日の作品は、あの週刊少年ジャンプで人気を博した「めだかボックス」のタッグが描いた「少年少女」の命の物語。主人公の「少年」は、ある日、人の顔や名前等が全て黒のマジックで塗りつぶされた様に見え、それが「12歳で必ず命を落とす」という、まだ名前も付けられていない「新しい病」だと告げられます。それを聞き、少年は絶望するどころか、病に自分の名前が付くと喜びました。しかし、その病に罹ったのは、少年だけではなかったのです。それどころか、先に発症して、少年より先に世を去るというのです。
 それが「少女ちゃん」、彼女の目には人の顔や名前が布やボタンで埋め尽くされて見える、というのです。これは互いの顔しか見えない「少年少女」の物語、命の物語、少年と少女の顔以外は全て塗りつぶされて「判別不能」という漫画として面白味にある内容でもあり、ある意味で不謹慎で、ある意味で原作者らしい内容となっています。2人が何をするのか、どんな結末を迎えるかは是非とも御自身の眼でお確かめください。
| - | 09:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ゴブンノイチ」(著:木下 半太)

 本日の一冊は、前回の「ナナブンノイチ」の前作、「ブンノイチ」シリーズの2作目です。物語の主人公、正しくは語り部に選ばれたのは佐々木 努(ささき つとむ)という青年、彼は平凡な人生を送るのが嫌なのと、ある理由で本格的なアウトローになりたいと地元の神奈川県を離れ、新宿の歌舞伎町でバイトをして過ごしていました。そんな時、バイト先の常連客に「伝説のスリ師」の話を聞いて、会いに行きました。「伝説のスリ師」の通り名は「銀爺」、先に「ナナブンノイチ」を読んだ方ならご存知でしょうが、確かに腕は一流でした。しかし、彼に関わった事で、努は両腕を骨折して入院、更に同じ部屋に入院した男3人と1人の女性看護師によって、とんでもない事件に巻き込まれるのです。
 それが努が地元の川崎で語られる「川崎の魔女」、シリーズ1作目「サンブンノイチ」でも登場した文字取りの魔女、渋柿多見子と深く関わるきっかけになるのです。もちろん、他のシリーズと同じく、きっかけは大金、登場人物は訳あり、誰かが誰かを騙しています。それが誰かはご自分の目で確かめてみてください。
| 文庫本 | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ナナブンノイチ」(著:木下 半太)

 本日の一冊は、前回の「サンブンノイチ」から始まる「ブンノイチ」シリーズの3作目、1から3に飛んだのは書いた人間が読む順番を間違えた所為です。ですが、シリーズと書きながら、繋がっているのは1作目の「サンブンノイチ」と正式な続編である「サンブンノニ」だけなので、2作目を知らなくても問題ないです。そして、この作品はシリーズの中でも特に気軽に読めます。
 この物語は、天才と言われた一人の詐欺師が弟子だと思っていた男に裏切られる所から始まります、男の名は津田。彼は犬島という男に裏切られ、やっていない殺人の罪で8年間を刑務所で過ごしました。そして、刑期を終えた津田は、家族も隠していた財産も失い、その日暮らしの生活を送っていました。そんな時、ブーと名乗る男から、犬島を騙す話を持ち掛けられ、ブーを含む個性的ながら一流の腕を持つ6人と共に詐欺師として最後の大勝負に挑むのです。タイトルの「ナナブンノイチ」は津田を含めたメンバーが合計7人なのと、その7人が盗むモノが7億でやり取りされるから、です。読後感も良く、週末に気軽に楽しめる一冊だと個人的に思っています。
| 文庫本 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「サンブンノイチ」(著:木下 半太)

 本日の一冊は、最悪の状況でエレベーターに閉じ込められるという「悪夢のエレベーター」で作家デビューした俳優の木下半太氏が手掛けたエンターテイメント小説を紹介します。まず、物語は三人の男が銀行強盗した事を「ある女」が語る所から始まります、一人はキャバレーの店長、一人はボーイ、一人は店の常連。彼は一人、一人が金銭的な事情を抱え、銀行強盗をして、それを成功させます。後は金を一人頭「サンブンノイチ」で分けるだけ、だったのですが、取り分を巡ってモメ始めます。
 やがて、場所が動き、時間が戻り、なぜ三人の男が銀行強盗に至ったのか、また、その金を別の人物が狙っている事が明らかになっていきます。実写映画にもなった本作は正にエンターテイメント、映画の様な展開が待っており、大金が誰の手に渡るか、誰が騙されるのか、騙すのか。それを予想しながら読むと最後に驚かされる事でしょう、因みに、この「ブンノイチ」と言うシリーズになっており、本作が第1弾になっています。
| 文庫本 | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「D坂の美少年」(著:西尾維新/イラスト:キナコ)

 本日の一冊は、このブログで紹介している西尾維新氏の「美少年探偵団」シリーズ、第6弾です。本作では美少年探偵団の副団長にして、指輪学園の生徒会長を3年連続している「美声のナガヒロ」こと咲口長広の卒業が迫り、学校では新生徒会長を決める選挙が開催される事になりました。本来なら、ここで今の生徒会長が推薦するのは今の副会長の女生徒なのですが、彼女がひき逃げに遭って候補を辞退する事になったのです。それなら、今度は他の生徒会役員が立候補するのですが、明らかに選挙時期を狙っての事件に、美少年探偵団は「美観のマユミ」こと眉美を生徒会長にする事にしたのです。
 本書で「クズと根暗が代名詞」と言われる程に色々と吹っ切れたというか、振り切れた眉美が当然というか、素直に了承する筈もなく。ですが、この選挙には様々な思惑が絡んでおり、眉美は対立候補に探りを入れたり、探偵団の創設者「美談のオドル」にも会いに行く事になります。眉美は生徒会長になるのか、事件の真相とは、気になった方はご一読ください。
| ミステリー | 19:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事