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私は小さい頃から本が大好きなので、その中でも特にオススメの本や漫画を紹介していきたいと思います!
「血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?」(著:森 博嗣)

 本日は、森博嗣氏のWシリーズ第8弾を紹介します。今回の物語は、ハギリが不可解な夢を見るところから始まります、彼にとって夢は現実、リアルと変わらない内容が多く、むしろ本書に至るまでに彼が経験した数々の出来事の方が夢のようでした。そんなハギリの夢に、何か、オイルの様な黒いモノが垂れてくる、という映像が流れたのです。咄嗟に飛び起きたハギリは、自分をネットワークを介して護衛する人工知能デボラに夢の内容を話しますが、明確な答えを得ることが出来ませんでした。その矢先、ハギリは自分と同じくマガタ・シキ博士と会ったことがあるヴォッシュ博士から、エジプトにある遺跡調査への協力要請を受け、現地に向かいます。
 ヴォッシュ博士が調べていたのは「ネガティブ・ピラミッド」と呼ばれる、通常のピラミッドと真逆で、下に向かって尖っている建造物、そして「イマン」と呼ばれる軍事用AIについてでした。このイマンは、5年前まで勢力のあった武装集団の女性リーダーが操っていたらしく、捕らえられたメンバー曰く「人間を殺した最初の人工知能」と噂されていたそうです。そのイマンの傍に刻まれていたのが、今回のタイトル「血か、死か、無か?」という言葉でした。これが何を意味する言葉なのか、気になる方は本編で確かめてみてください。
| SF小説 | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?」(著:森 博嗣)

 本日は、森博嗣氏のWシリーズ第7弾を紹介します。今回の物語は、主人公のハギリが日本の有するスーパー・コンピュータ「ペガサス」の元を訪れる所から始まります。事の発端は、前作でハギリが停止させる筈だった人口知能「オーロラ」と連名で発表した論文で、その論文に興味を持ったペガサスが、ハギリに自身の研究を見せたいとの要請を受けたのです。ペガサスの端末は少年の姿をしており、本体はオーロラと同じく地下にあります、そんなペガサスは同じ様に人口知能であるオーロラとハギリが発表、ただしくは雑誌に掲載される事が既に決定されている論文について独自の見解を少年の姿をした端末でハギリに話したのです。そして、そのペガサスから得た情報が今作の焦点になるのです、それは「子孫」。
 ペガサスはハギリも知っているパリの展覧会から逃走したウォーカロンには「クローン」を生む疑似受胎能力があり、そのウォーカロンが実際に生んだ子供がいる、というのです。そんな時に、自分の子供が件のウォーカロンが生んだクローンではないか、と疑う資産家が登場します。自然な状態で子供が生まれる事が珍しい時代、また国際法で禁止されている複製人間であるクローン、そのクローンを生み出せるウォーカロン。タイトルにもなっている「ペガサスの解」とは何なのか、気になる方はご一読ください。
| SF小説 | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light?」(著:森 博嗣)

 本日は、森博嗣氏のWシリーズ第6弾を紹介します。今回の舞台は北極、正確には北極に向かう潜水艦と北極基地、シリーズの主人公であるハギリは護衛のウグイと共に北極にある基地に向かう為に潜水艦に乗り込みます。ただし、冒頭ではハギリもウグイも北極基地に向かう理由を明確には知りませんでした、心当たりがあるとすれば「オーロラ」と呼ばれる基地に設置された古いスーパー・コンピュータ。基地自体が閉鎖されても、海底五千メートルで稼働し続けている、という科学者の間でも「ジョーク」として語られるほどの古いコンピュータ。
 ただ、後のオーロラの存在はジョークではなく、実際に今も稼働を続け、それ故に「ジレンマ」に陥っている事が分かったのです。更に、本作では遂に「マガタ・シキ」がハギリとウグイの前に姿を現したのです、それも「本人」だと断言し、ハギリにオーロラの停止を依頼してきたのです。ですが、肝心のオーロラは海底にいて、接触することはできない状態になっていたのです。忘れされたコンピュータ「オーロラ」、そして、その停止を依頼してきたマガタ・シキの意図とは。その解決に繋がるのが、本作のタイトルにもなっている「月」なのですが、真相が知りたい方は是非ともご自身で読んでみてください。
| SF小説 | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「棺担ぎのクロ。 懐中旅話」全7巻 (著: きゆづきさとこ)







 本日は前回から紹介しているWシリーズから一旦離れて、2018年6月に約10年と言う年月をかけて完結を迎えた4コマ漫画を紹介します。 物語の主人公は棺を背負い、人語を話すコウモリ「セン」を共に「魔女」を探して旅をする旅人「クロ」。名前の通り、帽子から靴まで黒を纏いながら、最初はセンと一緒に旅をしていたクロですが、その途中で不思議な研究室に居た「ニジュク」と「サンジュ」と名乗る獣の耳としっぽを持つ双子に出会います。双子は、ある日を境に居なくなってしまった「はかせ」を探す為にクロと共に旅をすることにします。
 中世から近代に向かって時代が進んでいくヨーロッパ風の世界を舞台に、基本的に1話か2話で完結する構成で物語は綴られていきます。そして、その合間にクロとセンが旅をしている理由、魔女の正体、ニジュクとサンジュの過去などが綴られていきます。掲載誌は少女たちの青春などが描かれた作品が多い雑誌でしたが、その中でも本作はダークファンタジーの要素が色濃く、けれどカラーページは色彩豊かに描かれています。「旅話」というタイトルに相応しく、読んでいると異国を旅している様な気分になる作品です。
| 四コマ漫画 | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?」(著:森 博嗣)

 本日は先週に引き続き、森博嗣氏のWシリーズ第5弾です、前作で「デボラ」という新たなメンバーを迎えたハギリは今回は南半球にあるアフリカの南端にある国へ向かいます。1つは、そこにウォーカロンが集まる場所があるので、そこを調査するため、もう1つは国に新しく出来たという研究機関を訪れる為です。もっと細かな理由を語るなら、そこには警察も立ち入れない「富の谷」と呼ばれる場所があり、そこにフランスの博覧会から脱走したウォーカロンが潜んでいる、という情報を得たので、谷の事も含めて真相を確かめる為にやってきたのです。そして、その「富の谷」とは巨大な岩を穿って作られた地下都市で、そこには独自のネットワークが築かれていたのです。
 そして、ハギリは「富の谷」が警察に介入されないこと、更に「生命の在り方」について考えさせられることになります。そして、近未来の話らしく、本書では現実世界の他にバーチャル世界でも物語が進行していきます。バーチャル世界では「デボラ」も、ハギリの知り合いの姿を借りて「登場人物」として物語に関わってきます、文字通り本書は「リアル」と「バーチャル」の境を巡る物語、と言えます。
| SF小説 | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?」(著:森 博嗣)

 本日の一冊は、Wシリーズ第4弾、物語はハギリが研究を行っている施設に1人の少女が侵入してきた事で始まります。少女の名はサリノ、ウォーカロンで外見年齢は16歳ほど、彼女はハギリを含めた研究者がいる施設に1人でやってきて、唐突にガードマンやハギリの護衛であるウグイを吹き飛ばして強引に施設内に入り込んだのです。しかし、後に拘束されたサリノを調べたところ、それは彼女の意思ではなく、「デボラ」と呼ばれる兵器、正しくは兵器の開発コードによって起こされた事が分かります。サリノは「デボラ」が自分の中に入ってきて、自分の意識を暗い部屋の様な場所に閉じ込めた上で、施設にやってきた、と言います。
 その頃、ハギリは自分が自分ではない誰かになる、という不思議な夢を何度も見ており、デボラの存在を知った後に自分が「デボラ」になる夢を見ます。ウォーカロンの少女に入り込んだ「デボラ」という意識、その「デボラ」になる夢を見る自分、ハギリはこれもマガタ・シキ博士の絡んだ事かと思い、ヴォッシュ博士に連絡をとったのです。そして、物語の舞台は施設からフランス西海岸にある古い修道院に移り、ハギリは新たな発見を目にすることになります。
| SF小説 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?」(著:森 博嗣)

 本日の一冊は、前回の記事で紹介したWシリーズ第3弾です。前作でチベットのナクチュで行われるシンポジウムに参加したハギリは、そのナクチュで子供が今も生まれていること、そしてナクチュの神殿の地下に関する秘密を知ったのです。そこには、体を特殊な装置で保存された人々が眠っていていた、人類の聖地と呼ぶに相応しい場所だったのです。ハギリをそこへ導いた女性は、森博嗣氏の作品において常に重要人物の位置にいて、本作では200年前の人物とされる「マガタ・シキ」。彼女が本人なのか、それとも彼女の人格をもったウォーカロンなのか、謎は深まりますが、本作はハギリが自身の測定装置のデータを集めるため、また地下の詳細な調査の為に再びチベットを訪れるところから始まります。
 その調査の為に組織された委員会の代表は、ハギリを筆頭に、同じ様にマガタ・シキに会ったノーベル賞を受賞した科学者ヴォッシュ、息子を出産した医療関係の研究者ツェリンの3人。共通点としては、誰もウォーカロン・メーカに関係していないこと、そんな中で調査を進める内にハギリはウォーカロン・メーカ「HIX」の研究員からメーカに招かれることに、更にそこで聖地以外の新たな遺跡の情報を得ることになるのです。それが何を意味するのか、気になる方は是非ともご一読ください。
| SF小説 | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?」(著:森 博嗣)

 本日の一冊は、前回の記事で紹介したWシリーズ第2弾です。第1弾では本作の世界観と主人公となる学者のハギリが何者かに命を狙われ、彼を守る為にウグイという女性局員が出会う物語でした。本作では、ハギリがチベットへ向かう所から始まります、理由はチベットのナクチュで開催される「人工生体技術に関するシンポジウム」に参加するためで、前作から登場しているウグイと新たに登場した一見すると細身でひ弱そうな男性局員アネバネが警護の為に同行することに。このシンポジウムで、ハギリはチベットの最高僧侶で権力者でもあるラマという人物に出会い、ナクチュの特別居住区に少数民族がいて、そこでは今も子供が生まれている、と聞かされます。
 本作の舞台となる世界では、人工細胞やウォーカロンなどの存在により、人の死は曖昧な事柄になり、それが原因かは分からないものの、自然に子供が生まれる事が稀になっていたのです。なので、自然に子供を産むことが出来る、という事は非常に珍しいケースなのです。この世界で、なぜ彼らは子供を産むことができるのか、そんな中、ハギリが参加したシンポジウムで新たな事件が起こったのです。
| SF小説 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?」(著:森 博嗣)

 本日の一冊はブログで何度か紹介した「理系ミステリィ」を手掛ける森博嗣氏の新たなシリーズを紹介します。舞台は人工細胞で作られた生命体がいる未来、その生命体は「ウォーカロン」、「単独歩行者」と呼ばれており、見た目は人間と殆ど変わらず、故に人間とウォーカロンを簡単に見分けることは出来ません。そんな中で、ウォーカロンと人間を識別する研究を行っていたハギリが何者かに命を狙われます。彼を保護しに来たウグイは、その研究成果が狙われた原因なのでは、というのです。人間と殆ど変わらない存在が現れた時、人間が人間である、と証明する為には何が求められるのか。命の定義、知性とは何か、ロボットや人工知能の研究が進む「現実」の先を見据えた様な世界で、森博嗣氏の新たな物語が展開されていきます。
因みに、このシリーズは「ウォーカロン」が主題なので「Wシリーズ」と称され、このウォーカロンが初めて登場したのは森博嗣氏が手掛けたSF要素のある「百年シリーズ」となっています。ですが、本書と繋がりはあれど、そちらを読んでいなくても楽しめる内容になっています。SFが好きな方や、少し哲学的な話が好きな方には、オススメかもしれません。
| SF小説 | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事
「ピアノの森」全26巻(著:一色まこと)



 本日の一冊、もとい作品は2007年7月21日にアニメーション映画になり、2018年4月から7月までテレビアニメ第1シリーズが放映され、2019年1月第2シリーズの放映が予定されている漫画「ピアノの森」です。この物語は、主人公の「一ノ瀬 海(いちのせ かい)」、通称「カイ」が小学生、青年期を経て、ショパンコンクールで優勝するピアニストに成長するまでを描いています。このカイが生まれ育ったのは違法風俗店や訳ありの溜まり場となっている「森の端(もりのはた)」と呼ばれる場所で、母親の玲子、通称レイちゃんは15歳でカイを生んでから、女手一つでカイを育てていました。それが原因でカイは学校で同級生に好き放題言われ、それに反発するので、学校では問題児扱いされていました。そんなカイの小学校にやってきたのが、雨宮修平という生涯のライバルになる少年です。
 彼はカイと正反対の環境で育ったのですが、作中で最初にカイに「ピアノの才能」がある事に気付くのです。やがて、カイは自分の学校で音楽教師をしているの「阿字野 壮介(あじの そうすけ)」が、心の拠り所にしている森に打ち捨てられたピアノの元の持ち主であり、元ピアニストである事を知り、最初は嫌がりますが、次第にピアニストになりたいという夢を持ちます。その夢を叶える為に、彼にピアノを教わり、やがて世界に飛び立っていくのです。スッキリとした絵柄ながら心理描写が細かく、読み応えのある作品となっています。
| 青年漫画 | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | 昨年の記事